2005(夏期講習)

2005.06.20(Mon)
  • Open/18:30 Start/19:00 Close/20:50
  • 夏期講習 1時限目
    ドキュメンタリー映画『TIBET TIBET』
    チベット問題についてのドキュメント
  • メトロ大學
  • 映画『チベットチベット』(2003年11月リニューアル編集作品 /95分/カラー)
    監督/撮影:金森太郎こと金昇龍
    編集/構成:梶 愛
    音楽監督:大久保智之
    協賛:株式会社コクド  製作著作:RAGOS  配給元:OPEN JAPAN
「今のチベットはまるで日本占領下の朝鮮みたいじゃないか...」在日コリアン3世の旅人、金森太郎こと金昇龍はビデオカメラを片手に1997年行く先を決めない世界旅行へ出発した。最初に訪れた韓国を自分の足で歩くうち、押し付けられた民族教育のため大嫌いになっていた祖国を次第に好きになってゆく。そして民族や国についての新たな思いが心に沸き上がり、その後アジアの旅を続け、北インドのダラムサラというまちに辿り着いた。そこはもともと澄んでいたインド人の他に8000人のチベット亡命者とチベットの政治と宗教の最高指導者ダライラマ14世が暮らす静かな街だった。在日コリアンと同じ自らが望まない「移民」であるチベット人から受けた強い衝撃は一人の旅人をチベット問題をカメラで追うまでに駆り立てた。「今まで何一つやりとおした事の無い僕がここまで本気に取り組めたのは今のチベットがおじいちゃんやおばあちゃんから聞いた日本占領下の朝鮮のイメージと重なって思えたから」この問題を少しでも多くの人に知ってほしい。この思いはチベット亡命政府にも届き、ダライラマ14世への10日間にわたりう同行取材の機会を得る事を可能にした。さらに翌年、彼らが切望して止まない本当のチベット(現中華人民共和国チベット自治区)を旅し、チベット人とチベット人の今の姿、失われつつある自然や文化の美しさをカメラに収める...この作品は旅人の素朴な視点でチベットとチベット人の「現在」と「過去」そして「明日」を見つめている。 



2005.07.30(Sat)
  • Open/18:30 Start/19:00 Close/20:30
  • 夏期講習 2時限目
    パフォ-マンス公演『scherzo-スケルツォ-』& 映画『kino』
  • メトロ大學
  • ステージ『scherzo』 
    作/画/指揮/VJ : 加賀城匡貴 
    音楽: 加賀城史典 
    映画『kino』(1998年/55分/日本)  
    監督:佐藤雅彦 
    撮影監督:Pierre Stoeber 
スケルツォ全国5都市ツアー決定!佐藤雅彦さんの映画と「2本立て」。
スクリーンの映像に、言葉をかけ合わせ「笑い」をつくる新しい表現 <スケルツォ>が、映画を加えた「2本立て」にチャレンジ! バザールでござーる、だんご3兄弟を生んだ佐藤雅彦さんの短編映画集 『kino』(1998年・ソニーミュージック)の登場です!ルーマニアの 空気に漂わせたkinoの斬新なユーモアと、〈スケルツォ〉のステージの異色の2本立て!どうぞおでかけください。 
「どこの国のことかはわからないけど、こんな空気のところにこんな小さな出来事がおこってる...kinoで僕が表現したかったのは、ある世界観 と幸せの提示でした。」佐藤雅彦 
「佐藤さんの映画にインスピレーションを得て始めたスケルツォ。150作品になりました。」加賀城匡貴

  • 加賀城匡貴 (かがじょうまさき)

    http://www.scherzosketch.com
    1975年北海道生まれ。99年より〈スケルツォ〉 (笑い)をキーワードに公演活動を開始。映像にナレーションや音楽 を合わせるライブ形式で作品を発表している。日常をモチーフに、新たな切り口の「笑い」を探求している。英The Arts Institute at Bournemouth : Film & Animation中退。


  • 佐藤雅彦 (さとうまさひこ)

    http://www.masahicom.com/kino/
    1954年静岡県生まれ。東京大学教育学部卒。 慶應義塾大学教授。CMプランナーとして、湖池屋「ポリンキー」、NEC「バザールでござーる」などのヒットCMを世に送り出す。 97年プレイステーション版ゲームソフト「I.Q」発表。現在は慶應義塾大学佐藤雅彦研 究室の活動を主に、NHK教育『ピタゴラ スイッチ』などを手がけている。


  • scherzo -スケルツォ-

    http://www.scherzosketch.com
    加賀城匡貴アイデアによる「笑い」をテーマにした表現活動〈スケルツォ〉。 おもに映像をつかったステージ発表を展開。ビデオやイラストで描かれる、日常的な品物や風景に、声と音楽をのせて新しい笑いのツボを創り出していく。 1ステージで30~40タイトルという小作品、「笑い」というテーマからは、想像もつかないスケール、メッセージ性を帯びた作品も(受け手によっては)ある。




2005.08.03(Wed)
  • Open/18:30 Start/19:00 Close/21:00
  • 夏期講習 3時限目
    まほ&さいだぁ≡博 EXPOコンサート
  • メトロ大學
  • 講師:しまおまほ ゲストLIVE:ベイビー&さいだぁ≡
イラスト、コラム、漫画、ミニコミなどなど、多方面で活躍するアーティスト、 しまおまほ隊長。今回は盟友かせきさいだあ≡との展覧会を京都のアート拠点、恵文社とトランスポップギャラリーと同時開催!本業であるイラストレーション だけにとどまらず、グッズなども充実させて「展覧会というよりも・・・博覧会っぽい?」という事で『まほ&さいだぁ≡EXPO in 京都』というタイトルになったこの展覧会。 今宵はその前夜祭!日常と非日常の裂け目に現れる現象を、良い意味で「ゆるく」とらえる脱力系(癒し系?)あるある探検隊。今回もワタナベイビー&かせきさいだぁ≡のライブも有り!

  • しまおまほ

    http://www.catnet.ne.jp/usimaoda/one_more/maho/
    漫画家。イラストレーター。1978年生まれ。多摩美術大学卒。様々な分野で漫画、コラムを執筆中。最近はオリジナルグッズも制作。


  • かせきさいだぁ≡

    http://www.nfl.co.jp/kaseki/kasekitop.html
    アーティスト、ミュージシャン、漫画家1968年静岡県生まれ。MC+作詞。 TONEPAYS解散後、かせきさいだぁ≡結成。スチャダラパーを中心としたLB-NATION出身のひねもすラッパー。最近では、ホフディランのワタナベイビー とのユニット、Baby&CIDERや、ヒックスビルの木暮晋也とのユニット、トーテムロックとしても活動。幅広くコラムを執筆中。 また漫画「ハグトン」のキャラクターも人気。