Mocky(モッキー|本名:ドミニク・ジャンカルロ・サロレ)は、カナダ出身、現在はロサンゼルスとベルリンを拠点に活動する音楽家。プロデューサー/コンポーザー/マルチ・インストゥルメンタリストとして、Feist、Kelela、Moses Sumney、Vulfpeckなど世界的アーティストのプロデュースを手がける一方、自身のソロアーティストとしても、ジャンルを自在に横断する独自の音楽世界を築いてきた。その作品は、GZA、Kanye West、Cordae、G-Dragonらにもサンプリングされるなど、多くの音楽家たちを魅了し続けている。
そのサウンドは、ヒップホップ、ジャズ、ソウル、ブラジル音楽など様々な音楽を吸収し、時代やスタイルを軽やかに越境。耳なじみが良くも奥行きのある旋律と、アナログ録音による人間味あふれる響きに満ちた音楽は、ジャンルや世代を問わずリスナーの心をとらえる。
日本との関係も深く、坂本慎太郎、中村佳穂BAND、cero、KID FRESINO、Campanellaらとの共演やプロデュースを行い、2015年以降は来日ツアーも開催してきた。
2025年、LA拠点のレーベル: Stones Throwと契約し、初リリースとなるアルバム『Music Will Explain (Choir Music Vol. 1)』を発表。“人間の声”と“アナログ録音”を軸にした本作には、FeistやJoey Dosik、Miguel Atwood-Ferguson、Peanut Butter Wolfらが参加。AIの時代における人間らしさや感情の豊かさを音楽として証明しようとするMockyの姿勢が結実した、現代のコーラス・ミュージックの金字塔的作品。このアルバムを携え、9月には6年半ぶりとなる来日ツアーをスペシャルなバンドセットで開催する。
https://www.instagram.com/mockyrecordings/