スウェーデンの西海岸に生まれたサイモン・クルセル(Simon Krusell)は、わずか16歳の時に初めてレコードをリリースした。彼のバックボーンにはヴァイオリンとピアノの教師であった母親があり、幼少の頃よりクラシック音楽に精通しながらも、並行して90年代半ばのヨーロッパのレイヴシーンに触れてきた。これらすべての要素が若きサイモンに多大な印象を与え、作曲やDJといった活動に取りかかるまでに時間を要することはなかった。そして彼は90年代末には自身のFMラジオ局を立ち上げ、クラブ・プロモーションに多くの功績を残した。 今日では東京へと居を移し、カルト的な人気を誇るシンセサイザー・ドラムマシンメーカーであるElektron Music Machinesの日本支社を設立。定期的なパフォーマンスを行い様々な面からミュージックシーンへ関わり続けている。
更新日:2024/11/07