現在大阪を拠点としているDJ/プロデューサーであるTENOは、近年DJと作曲面でその存在感をテクノシーンに強めてきた。現在は日本国内だけではなくヨーロッパ、中国、アジア圏内での出演など活躍の場を広げている。
DJではオーガニックな意識を浮上させるミニマル、ダウンテンポ、ストレートテクノの力強いリズムでダンサブルでありグルーヴィなテクノサウンドで深い没入感を生み出し、そのサウンドは常に精緻でありながらも、オーディエンスとの対話を意識したスタイルで、高い独自性と柔軟性によるアプローチで空間を満たす。数々のPodcastや現場を通じて彼自身のアイデンティティを確固たるものにし続けて、体験した人々に忘れがたい印象を残す瞬間を提供している。
また海外のPodcastでは、オランダ拠点の世界トップDJの1人であるMarronのEerste Communieにて新シリーズFOWREの1人目のアーティストとして日本人で初となるDJ MIXをリリース。他にもPolygoniaのIO recordsや、Nebuleus、Duplicity、Reverse、Tensione collective、CONCEPTUAL VIOLENCEにもDJ MIXを提供している。
プロデューサーとしては、世界各国のレーベルからリリースを重ねる。そして2022年に設立した自身のテクノレーベル『Aum Recordings』のEPアルバムにて、ミュンヘン拠点のPolygoniaをリミキサーとして迎える。さらに世界屈指のDJであるWata Igarashiをリミキサーに迎え、DONT CRY OVER SPILLED MILK EPを自身初のレコードEPとしてリリース。そして2025年2月 自身の”個”を全面的にアプローチすることを目的として、2つ目のレーベル『Monos』を設立。国内外問わず、世界で活躍するアーティスト達と共にアルバムをリリースをしている。

TENO
更新日:2025/09/19