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15
(月)
METRO 30th ANNIVERSARY:SPECIAL ONLINE TALK「京都のクラブカル チャー黎明期とMETRO」

ゲストスピーカー:
沖野修也(KYOTO JAZZ MASSIVE)
牧野広志(Traveling Coffee)
スピーカー:
ニック山本(METROオーナー)
林薫(METROプロデューサー)
司会:
佐藤守弘(同志社大学文学部教授)
2020年に30周年を迎えたMETROでは、30周年を記念し、30年間にMETROで撮影された 写真を収集するなどアーカイヴ事業が行われている。その一貫としてスピーカーに沖野修也 (KYOTO JAZZ MASSIVE)、牧野広志(Traveling Coffee)、ニック山本(METROオー ナー)、林薫(METROプロデューサー)という黎明期から京都のクラブカルチャーに深く 関わってきた4名、そして司会に視覚文化研究を専門とし、音楽文化に造詣が深い佐藤守弘 (同志社大学文学部教授)を迎えオンライントークを開催。黎明期の京都のクラブカル チャーについて当事者の証言を聞くことのできる貴重な機会、ぜひお聞き逃しなく!
※会場での一般公開はありません。
配信URL : https://www.twitch.tv/metro_kyoto
主催・企画:CLUB METRO アーカイヴ実行委員会、UNGLOBAL STUDIO KYOTO
問合せ先:UNGLOBAL STUDIO KYOTO(info@unglobal.jp)
共催:METRO
京都市文化芸術活動緊急奨励金 採択事業
ARTIST INFO
沖野修也(KYOTO JAZZ MASSIVE)

音楽プロデューサー/選曲家/作曲家/執筆家/ラジオDJ。開店以来26年で100万人の動員を誇るThe Room(渋谷) のプロデューサーでもある。これまでDJ/アーティストとして世界35ヶ国140都市に招聘されただけでなく、 CNNやBILLBOARD等でも取り上げられた本当の意味で世界標準をクリアできる数少ない日本人音楽家の一人。
牧野広志(Traveling Coffee)

80年代からDJを始め関西のクラブシーンの先駆者として活動。94年に渡仏し、パリやルーアン、リヨンで暮ら す。帰国後、京都にパーク・カフェをオープン。同時に国内外のセレブリティーを古都でもてなすアンダーグラ ウンドなアンバサダーとして暗躍する。現在は複合施設「立誠ガーデン ヒューリック京都」内のTraveling Coffee店主。
佐藤守弘(視覚文化研究/同志社大学文学部教授)

専門は芸術学、視覚文化論。風景/トポグラフィの視覚文化研究、ポピュラー/ヴァナキュラー・イメージ研究など。単著に『トポグラフィの日本近代――江戸泥絵・横浜写真・芸術写真』(青弓社、2011年)、共編著に『学校で地域を紡ぐ――『北白川こども風土記』から』(小さ子社、2020年)、論文に「トマソンの類型学――ポピュラー文化のなかの超芸術」(『現代思想』47-9、青土社、2019年)など。音楽文化に関しては、2020年2月に研究集会「UNPOPULAR POP――脱マスメディア時代のポピュラーカルチャー」(於・京都精華大学)を企画した。
About METRO

京都に1990年にオープンし今年30年目を迎え、のべ150万人以上を動員した日本で最も長い歴史を誇る老舗クラ ブ。クラブカルチャーのほぼ黎明期より、こだわりを持った独自のブッキングで、音楽を中心に映像、アート、 ペインティングなど様々なカルチャーを発信し、世界に進出した京都発の多くの有名アーティストを輩出。大沢伸一、 田中知之 、KYOTO JAZZ MASSIVE、くるり、つじあやの、JUJU、ブリリアントグリーン、日本初のVJ と言われるデザインユニットGROOVISIONSなど、数多くのアーティストが活動初期に出演し、全国的にクラブカルチャー/ポップカルチャーを代表する存在へとなっています。また世界的パフォーマンスグループであるダムタイプのメンバーとシモーヌ深雪らによりオープン当初より30年間にわたり続いているパーティー「ダイヤモ ンドナイト」は2018年10月に東京六本木の森美術館にて展覧会で紹介された。 更に、キャパシティ僅か300人でありながら、ダフトパンクやエイフェックスツイン、スクエアプッシャー、ジェームス・ブレイク、バトルズ、リッチー・ホーティン、ジェフ・ミルズ、サンダーキャットら世界中の数々の著名アーティストが出演、"名誉顧問"アート・リンゼイら来日の度に公演に訪れるアーティストも多く、2015年にオーストラリアのwebメ ディア[inthemix]にて"14 of the weirdest places you can go clubbing"世界のイケてるクラブ14選)にも選出されるなど、海外でもその名は知れ渡っている。 また、クラブでありながらライブイベントも精力的に開催し、あ らゆる音楽のジャンルをカバーしているが、夕方の時間帯には音楽以外にもアート、映画、文学、演劇など様々 な表現を取り上げた「メトロ大學」というクラブ版カルチャースクールを開催したり、京都市が主催する国際的 なアートフェスとも連携するなど、様々なカルチャーを放ち、様々なアーティストの交流の場としての役割を果たしてきた。