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(火)

アジアン・ミーティング・フェスティバル 2017 -Day3- Kyoto

OPEN:8:00 | 前売2,000円 (1ドリンク代別途) | 当日2,500円 (1ドリンク代別途)

出演:
dj sniff(香港) / イ・カホ(クアラルンプール)/ C・スペンサー・イェー(ニューヨーク) / カリフ8(マニラ)/ グエン・タン・トゥイ(ハノイ)/ 張惠笙(台南)/ ムジカ・テト(ヤンゴン) / アーノント・ノンヤオ(チェンマイ)/ ユエン・チーワイ(シンガポール)

ゲスト:
YOSHIMIO(奈良)/ YTAMO(京都)/ 岡田高史(岡山)/ 中田粥(大阪)

日本とアジアのミュージシャンをもっと交流させたいという思いから、大友良英が2004年に始めた「アジアン・ミーティング・フェスティバル」。2014年からは「アンサンブルズ・アジア」一部門として、シンガポールの音楽家ユエン・チーワイと香港を拠点に活動するdj sniffがキュレーションに加わり開催され、実験音楽・即興音楽・ノイズの分野におけるアジア有数のフェスティバルとしてどんどんとそのネットワークを拡大しています。東南アジアの国々の音楽家が、日本で初めて、日本のさまざまな音楽家と即興でセッションするこのプロジェクト、多様なバックグラウンドを持ったアーティストたちが共に新たな音楽の可能性を追求するという実験的なコラボレーションでありながら、毎年、初顔合わせとは思えない奇跡的なセッションが展開され、アジアのミュージックシーンの多様性、懐深さから音楽自体の可能性まで想起させる唯一無二なフェスティバルになっています。2017年もアジア各地からのアーティストが来日し、福岡、京都、仙台を巡り、札幌で一大フィナーレを迎えます。様々なバックグラウンドを持ち、それぞれの音楽シーンで唯一無二なアーティストたちがステージ上でいかに共通の言語や音楽性を見出すかを是非体験しに来て下さい。

公式HP: <http://asianmusic-network.com/amf/index.html>

2017/9/19 - - OPEN:8:00
前売2,000円 (1ドリンク代別途)
当日2,500円 (1ドリンク代別途)


ARTIST INFO

dj sniff(香港)

1978年生。ターンテーブル奏者、DJ、キュレーター。オランダ、アムステルダムのSTEIM電子楽器スタジオで長年Artistic Directorとしてリサーチ、キュレーション、レジデンシープログラムを任され、100以上のコンサートプログラムおよびアーティストプロジェクトを企画/製作。演奏家としてはターンテーブルと独自の演奏ツールを組み合わせながら実験音楽/インプロビゼーション/電子音楽の分野で活動。これまでに CTM Berlin, Warsaw Autumn, Flow Festival Helsinki, REDCAT LA, March Meeting Sharjah、Jazz em Agosto Lisbon、台北TranSonic、Platforma Moscowなどへの招聘、世界中のレーベルから作品をリリースしている。現在は香港に拠点を移しアンサンブルズ・アジア/アジアン・ミュージック・ネットワーク・プロジェクトダイレクターと香港城市大學創意媒體學院で客員助教授を務めている。

イ・カホ(クアラルンプール)

作曲家、チャイニーズフルートの即興演奏家。第11回BOH Cameronian Arts Awards(マレーシア、2014年)、マレーシア・フィルハーモニー管弦楽団作曲賞(マレーシア、2007年)などを受賞。同世代の東南アジアの作曲家の間で重要な物として、作品はアジア、アメリカ、ヨーロッパのアンサンブルで広く演奏されている。 その音楽は大胆で前衛的だと認識されている。作品では様々な民族文化の伝統的な楽器の音とリズムを使用しています。彼の若い年に芸術家(芸術家)として習得した空間の感受性は、彼の音楽においても明らかである。 2015年の秋にはカリフォルニア州クレアモントにあるスクリップス大学で客員教授を務めた。また、クアラルンプールの音楽教育と現代音楽団体の組織、コンサート、フェスティバルに携わり、知的かつ社会的に現場に貢献し、クアラルンプールコンテンポラリーミュージックフェスティバル2009のフェスティバルディレクター、SoundBridge Festival 2013のフェスティバルディレクター、マレーシア現代作曲家協会会長(2014年〜2016年)、2000年からマレーシアのSEGiカレッジ・スバン・ジャヤのシニア講師を歴任した。

C. スペンサー・イェー(ニューヨーク)

即興ミュージシャン、作曲家、「Burning Star Core」のプロジェクトでも知られる。近年はMoMA(ニューヨーク)での「Modern Mondays」、ウォーカー・アート・センター・ミネアポリスでの「Sound Horizon」、キッチン(ニューヨーク)での「Ed Atkins: Performance Capture」、リバプールビエンナーレでの「The Companion」やホイットニー・ミュージアム(ニューヨーク)、 D-CAF(カイロ)、近代美術館内映画博物館(ワルシャワ)などでプロジェクトを行う。 2014年にホイットニー・ビエンナーレへの寄贈作品としてTriple Canopyと共同製作を行い、2015年には ISSUE Project Room NYCでアーティストレジデンスを行い、MoMA/PS1.の「Greater New York」パフォーマンス・プログラムとして参加した。 最近リリース作品には「Solo Voice I-X」 (Primary Information)、Okkyung Lee、Lasse Marhaugとの「Wake Up Awesome」(Software Recording Company), 「”Long Pig”」(Bocian)などがある。 ニューヨークのブルックリンにあるマイクロシネマの上映プログラムの選定や予告編の編集などのボランティアを務め、ビデオ作品は Electronic Arts Intermixから配給されている。また、「Triple Canopy」「BOMB」「The Third Rail」「Personal Best」の編集にも参画している。

カリフ8(マニラ)

グエン・タン・トゥイ(ハノイ)

伝統的な音楽と実験的な音楽の両面で先駆的なベトナム琴の演奏家・即興演奏家。ハノイで劇場に関わる家庭に生まれ、幼い頃から伝統的なベトナムの音楽の中で成長した。ハノイ音楽院で学び、2000年から音楽の仕事を始め、世界中の音楽家や作曲家と共演した。特徴的な演奏により、オーケストラでのソリストとしてややソロのCDを残している。 2012年以来、ベトナムの伝統的音楽にジェスチャーに関してスエーデンのマルメアカデミーで芸術博士課程のプロジェクトを行っている。

張惠笙(台南)

1984年台南生まれ。ボーカリストの可能性を探り、即興により聴衆との親密な交流を構築する。喉の緊張をコントロールし、空気と声の交替を交互に繰り返すことによって、ティンバーとテクスチャーの配列を作り出す。さまざまな背景やメディアのアーティストとのコラボレーションで頻繁に演奏している。 オーストラリアのメルボルンにあるロイヤルメルボルン工科大学のMFAプログラム(2006年)を卒業後、MIECAT研究所(2014年)のセラピー芸術プラクティスで修士号を取得。2003年以来、アジア、オセアニア、ヨーロッパの国々で活動する。オーストラリア、台湾、フランス、ポルトガル、オーストリアのレジデンスサポートを受けた。「Antifrost」「 Audition」「Trente Oiseaux」「Homophoni」「Sub Rosa」「Subjam/KwanYin」「Syrphe」などのレーベルから作品はリリースされている。 現在は台南を拠点に、リスニング、芸術、言葉遣いの教育に焦点を当てたコミュニティの会場と組織「Ting Shuo Hear Say」を創設した。

ムジカ・テト(ヤンゴン)

ヤンゴン出身。ブライアン・オライリーのもとでコントラバスの可能性と実験的なノイズ音楽を学ぶ。古典的なレコーディングエンジニア、音効作家としてとしての暮らす。2014年にヤンゴンギャラリーで初めてのソロ・ノイズパフォーマンスを行う。現在ミャンマーのノイズシーンの発展のためにヤンゴンで尽力している。彼の作品とリサーチは、東南アジアの実験的な音楽シーンに焦点を当てている。オーディオネットワーキングとサラウンドミキシングシステムの研究を深めている。彼の最初のノイズトラックは、他の東南アジアのミュージシャンとともに「NOT YOUR WORLD MUSIC」のアルバム名で海外でリリースされた。

アーノント・ノンヤオ(チェンマイ)

1979年、バンコク生まれ。大学で絵画を専攻しながらも、音響、映像、インスタレーション、サイトスペシフィックアートとパブリックアートを含む、様々な手法を作品に取り入れた活動を行っている。振動に関心を持ち、振動に関する多様な実験的なアートプロジェクトに取り組んでいる。

ユエン・チーワイ(シンガポール)

シンガポールを中心として活動している音楽家、芸術家、デザイナー。即興的な創作を通じて、音やイメージ、言葉との関係を探求している。2008年に、大友良英(日本)やリュウ・ハンキル(韓国)、ヤン・ジュン(中国)とFEN(Far East Network)を結成。FENでの音楽活動は、アジア間での学際的な共同創作に焦点を当てている。アンサンブルズ・アジア/アジアン・ミュージック・ネットワークでは、共同ディレクターとして、アジアン・ミーティング・フェスティバルに参加。東南アジアとの結びつきを強めることで、数多くの東南アジアと世界中のミュージシャンとの新しいコラボレーションの橋渡しを成功させてきた。また、シンガポールの前衛的・実験的なロックバンド「The Observatory」の中心メンバーとしてギター、シンセサイザー、エレクトロニクスを担当。現在までに10枚のアルバムをリリースしている。

YOSHIMIO

30年以上にも渡り、世界で最も先鋭的なエクスペリメンタル・ミュージック・グループBoredomsの中心メンバーとして活動。他、自身のリーダー・バンドOOIOOやKim Gordon (ex. Sonic Youth)等とのFree Kitten、2017年にYOSHIMIOの最新のバンドとしてリニューアルされた、古代ヌメロジカルな手法を基盤とするスパイラル・グラインド・ラーガ・コア・バンド、SAICOBAB 等、複数のパーマネントな音楽活動はもちろん、世界中を舞台にした数え切れないセッション・ワークやプロジェクトへの参加、映画『YUNNAN COLORFREE』のサウンドトラックをはじめとするソロ=YOSHIMIO名義での音源制作、CM音楽制作、さらには、自身のブランドemeraldthirteenでの服飾デザインまでをもこなす、正にポリフォニックな多層型アーティスト。音楽制作、延いてはその根幹となる器楽演奏や発声の方法までもが完全にオリジナルなメソッドで貫かれており、楽器や音そのものから放たれるバイブレーションと素直に対峙することから始まる身体的反応を第一義としたプリミティブな表現を核に、同時代性を伴う鮮烈な色彩感覚をちりばめた、独自のエートスを獲得している。

YTAMO

荒木良子のソロユニット。クラシックピアノの世界を経て、ジャンル問わず2000年頃より活動開始。数本の自主制作アルバム、2006年scilli disquesより1stソロアルバム「Limited Leaf」を発表。レゲエシンガー”カルカヤマコト”のサポートミュージシャンとして活動後、自身のバンド”ウリチパン郡”のメンバーとして2011年ま で活動。2012年、felicityよりリリース”OLAibi” 3rd album 「new rain」 のレコーディングとツアーに参加。2016年3月18日には、ROOM40/Lawrence English主催 オーストラリア・ブリスベンのレーベル”Someonegood”より、11年ぶりのソロセカンドアルバム、”MI Wo”を発表。5月には東京のSweet Dreams Press.より、TEASIの松井一平氏、元山ツトム氏とのユニット”don’t light up the dark(闇を灯すな)”のアルバムをリリース。現在はソロの他にオオルタイチとのユニット”ゆうき”、嶺川貴子とのユニット”TAKO TAMO”としても活動している。

岡田高史

ボーカル,ドラム,シンセサイザーを務める自身のバンド「THE NOUP」での活動と並行し、2017年より「goat」へドラマー兼パーカッショニストとして加入。ソロ名義「Takafumi Okada」では、アナログシンセサイザーを使用したミニマルなエレクトロニックミュージックを展開。 「THE NOUP」による自主イベント”NOUP PARADE!”の企画に加え、映画上映会の企画等も行う。

中田粥

1980年、東京で生まれる。洗足学園音楽大学作曲科卒業。 サーキットベンディングをピアノの内部奏法の延長上にあるものと捉え直し、シンセサイザーやリズムマシンなど電子楽器数台分の剥き出しにされた回路基板を「バグシンセ」「bugsynthesizer」と名付けてリアルタイムにショートさせる方法で演奏や展示を行う。 2013年、東京の実験音楽シーンで活動。2016年、拠点を大阪に移動。現在、アートスペースFIGYAの運営に携わる。

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